SpeechBee

ガイド

弁護士のための音声入力

弁護士はコンピュータが登場するずっと前から口述をしてきましたし、声に出したほうが考えがまとまる人も今なお多くいます。いまの音声入力は、話すそばから文字にしてくれます。法律の仕事で大事なのは2つ。名前や用語を正しく書けるか、そして依頼者の情報がどこへ行くかです。その両方に対応する進め方を紹介します。

SpeechBeeを開発するSpeechBeeチーム作成。2026年10月12日更新

目次
  1. 法律の仕事で音声入力が役立つ場面
  2. 法律用語に合わせて設定する
  3. 依頼者の言葉はどこへ行くか
  4. うまくいく進め方
  5. SpeechBee
  6. よくある質問
  7. あわせて読みたい
  8. 出典

法律の仕事で音声入力が役立つ場面

  • 書面、メモ、意見書、準備書面の初稿。 仕上がりよりも、論旨を書き出すことが大事な段階です。
  • メールの返信。 長く、数が多く、話し言葉に近い文章です。
  • 記録メモ。 電話や打ち合わせの直後、記憶が新しいうちに残します。
  • 耳で草稿を確認する。 長すぎる一文や、抜けた「ない」に気づけます。

編集、引用、書式設定は、たいていキーボードのほうが速いままです。音声入力を使う弁護士の多くは両方を使い分けています。

法律用語に合わせて設定する

一般的な音声認識は、当事者名、事件番号、ラテン語、事務所特有の用語でつまずきます。一度直しておきましょう。

  1. 名前と用語を辞書に登録する。 依頼者名や案件名、相手方代理人、裁判官の名前、アプリが聞き間違える「善管注意義務」や「瑕疵担保」などの用語です。
  2. 定型文をスニペットに保存する。 短い合言葉で、定型の段落、肩書き入りの結び、事務所の住所を入れられます。
  3. 句読点も声で入れる。 「てん」、「まる」、「次の段落」、かぎかっこのコマンドなどで、草稿が読みやすくなります。

MacのAppleの音声入力にはカスタム辞書がないので、同じ間違いが繰り返されます。専用のアプリなら修正を覚えてくれます。

依頼者の言葉はどこへ行くか

秘匿特権のある内容や機密情報を音声入力する前に、答えを出しておくべき問いです。

  • クラウドの音声入力アプリは、音声を自社のサーバーに送ります。多くは強固なセキュリティや認証を備え、データが学習に使われないようにする設定もあります。データの取り扱い方針を読み、自分の義務と照らし合わせてください。
  • Appleの音声入力は、言語と設定によってMac上かAppleのサーバーで処理されます。Appleによると、システム設定のキーボード、音声入力の項目で確認できます。
  • ローカルの音声入力アプリはMacの中で文字起こしするので、音声がMacの外に出ることはありません。

音声入力した内容は、結局メール、文書管理システム、事務所のソフトに入り、そこにはそれぞれのルールがあります。

うまくいく進め方

  1. 文書の構成をいくつかの箇条書きにします。
  2. 1セクションずつ、途中で直さずに音声入力します。
  3. 間違って入った名前や用語を直し、何度も間違えるものは辞書に登録します。
  4. 編集する前に、草稿を読み上げさせて聞きます。間違いは目で見るより耳で聞くほうが見つけやすいものです。
  5. 編集、引用、書式設定はキーボードで行います。

SpeechBee

SpeechBeeは私たちが作っているアプリです。Word、Outlook、Mail、事務所のソフトでキーを押したまま話すと、カーソル位置にテキストが入ります。文字起こしはMacの中で行われ、音声はメモリ上で処理されて、アップロードも録音もされず、オフラインでも使えます。画面を見ることもありません。辞書で名前を一度直せば済み、スニペットで定型文を入れられ、選択したテキストをローカルの声で読み上げて確認できます。7日間無料のあと、日本のApp Storeで年額13,000円または買い切り15,000円です。

これは音声入力アプリで、法律分野向けの製品ではありません。文書管理システムとの連携、会議の録音、音声ファイルの文字起こしはできません。

音声入力
新規メッセージ

美咲さん、修正した企画書を明日の朝お送りします。

Mac版SpeechBeeの音声入力インジケータ
ショートカットを押したまま話して、離すだけ。カーソルの位置に文字が入ります。
読み上げ
記事

多くの人は話すより速く読めますが、耳で聴いたほうが記憶に残ります。選んだ文をSpeechBeeが読み上げるので、同じ画面で作業を続けられます。

Mac版SpeechBeeの読み上げプレーヤー
テキストを選んで読み上げキーを押せば、あとは聴くだけ。

SpeechBeeを7日間無料で試す。

Mac、iPhone、iPadで音声入力と読み上げ。無料期間のあとは月額¥1,500、年額¥13,000、または買い切り¥15,000。どのプランでもすべての機能が使えます。

よくある質問

守秘義務のある仕事に音声入力ソフトを使っても大丈夫ですか?

音声がどこで処理されるか、そして規程が何を求めているか次第です。ローカルのアプリは音声をパソコンの中にとどめます。クラウドのアプリは、それぞれの方針に従って音声をサーバーに送ります。職務上の規程と事務所の方針を確認してください。

Macで弁護士におすすめの音声入力ソフトは?

何を優先するかによります。秘密保持が最優先なら、Macの中で文字起こしし、カスタム辞書のあるアプリを選びましょう。チーム管理が必要でWindowsも使うなら、法人プランのあるクラウドアプリが合うかもしれません。Dragonの現行のプロフェッショナル版はWindows専用です。Mac向けDragonの代わりになるアプリをご覧ください。

法律用語を正確に音声入力できますか?

アプリが聞き間違える用語を辞書に登録すれば、ほとんどの場合できます。MacのAppleの音声入力にはカスタム辞書がありません。

録音した依頼者との打ち合わせをSpeechBeeで文字起こしできますか?

できません。SpeechBeeはその場で話した声を文字にするアプリです。録音や音声ファイルの文字起こしはしません。

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出典

すべて2026年10月12日に確認しました。